アルザスは、カーニバルまでのこの間が一年で一番静かな時期かもしれない。
但し冬至を越しているので、日照時間は日々確実に長くなっていく。夕方5時過ぎに空を見上げ、
「あぁまだ明るい・・・」というだけで、私はちょっと救われたような気分になる。
「あぁまだ明るい・・・」というだけで、私はちょっと救われたような気分になる。
Musée Historique de Mulhouse |
ミュルーズは ストラスブールやコルマールと違って、観光の目玉がない。旅行の単なる通過点になりがちだと思う。仕方ない部分はあるものの、意外と充実しているのがこの美術館と博物館。19、20世紀と産業が発達した町なので、大金持ちとなったオーナーのコレクションが何とも大規模だ。 Musée National de l'Automobile Mulhouse には500台もの クラシックカーが揃い、 世界一を誇るらしい。必見!通過するにはもったいない博物館である。またMULHOUSE駅前という便利な場所には、布地プリント博物館の Musée de l'Impression sur Etoffes があるし、バスで20分ほどのRIXHEIMには Musée du Papier Peint de Rixheim があり、これまた壁紙としては世界一の コレクションらしい。MULHOUSEの中心広場に面した旧市庁舎の1階はインフォメーションになっていて、その2階、3階は Musée Hisorique de Mulhouse 。MULHOUSEの歴史博物館で、2階の 大広間は今でもミュルーズ市民の結婚式で使われている。入場無料なのもうれしい。
Musée Beaux Art Mulhouse は、スタインバッハという実業家の旧私邸が美術館になっている。それほど大きくはないが、アルザス地方らしい常設絵画とアルザス出身アーチストの特別展示もあり、 そのどちらもが入場無料。通常は見学者も少なく、貸しきり気分で絵画が楽しめる。
先日私は、Beaux Art へJACKY CHEVAUXのエキシビジョンに行ってきた。
彼のことを何も知らず、全く期待などせずに入ったところ、その素晴らしさにすっかり感動してしまったので、詳しくは次回でたっぷりと紹介することにする。
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